Before↓
リタッチの繰り返しでしたが、ちょっと暗いかなと思いK様にも確認。
少し明るくしましょう。
ただ、繰り返しの白髪染めで暗くなった髪を、単純に脱色力の強い薬剤で一気塗りすると
ダメ-ジが出るのはもちろん、どんな色味になるか正直解りません。
そこで、デザインカラーの説明。ホイルワークで明るさを足しましょう。
施術です。
ここ数日、デザインカラーの記事を続けてUPしていますが、
これまでとホイルの入れ方を少し変えています。
K様はトップの長さが短く、ボリュームを出す様にしているので、
ホイルの入れ方を分け目に対して垂直方向に(おでこに平行)入れています。
昨日までの記事は分け目に対して平行で分け目の少し内側に入れていました。
After↓
トップに明るい部分が足されて、動きと柔らかさが出ました。
何故K様の施術ではアルミホイルの方向を変えたのか?
それは、後ろに流したときに分け目に対して平行に入れると、線状に重なって
クッキリした筋、メッシュみたいになりそうだったから。
メッシュを入れたくてお勧めしたのではなく、あくまで繰り返しのカラーで
暗くなってきていたのを少し明るく、柔らかくしたかったからなのです。
ですので、逆にメッシュっぽく入れたければまた違う入れ方をして、
薬剤ももう少しパワーのあるものを使っていました。
求める仕上がりに合わせてホイルの入れ方や薬剤の使い方を変えれるので、
デザインの幅が無限大に広がっていきます。
伸びてきた根元だけをただただ繰り返し染めるのではなく、デザイン性を高めて
ブギーでカラーリングするのが楽しみになる、そんな風に思っていただけたら
最高ですね!
お帰りの際にK様から、
「この分(ホイルワークの分)、お金取ってもらって良いのよ。」
と言っていただけました。大変有難いです。
でも、あくまでこれはサービス、サロンでカラーする価値を高めるサービスですと
説明し、いつも通りの代金をお支払いいただきました。
次回はまた、今回からの経過を見てどんなホイルワークを施すかを考えて
しっかり施術させていただきます!
今回の施術
カット+リタッチカラー+水素トリートメント(ホイルワーク無料サービス)
施術時間1時間40分
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